▼ 総合 ▼
日本近世文学会。デジタル化が進む現状を整理し、研究と教育の未来への提言を行ったシンポジウムの特設サイト。
■なぜ「くずし字教育」が必要なのか【YouTube動画】
飯倉洋一氏。近年のくずし字教育の普及に当初から関わってきた立場からの貴重な講演。くずし字教育の意味について考察。
「古典教材の未来を切り拓く!」通称「コテキリ」プロジェクトの成果。くずし字のみならず古典教育全般の参考になる。
■遠隔授業におけるくずし字学習についての覚書
宮川真弥氏。「くずし字学習支援アプリKuLA」の活用法などを詳細に説明。
くずし字OCR(AIくずし字認識)の成果などを公開。
▼ 学習アプリ ▼
■くずし字学習支援アプリKuLA(iOS/Android)
大阪大ほか。スマートフォンやタブレットを使って効率的に「くずし字」を学習できる。
早稲田大ほか。変体仮名の美しさを再発見し、読む能力をゲーム感覚で身につけることが出来る。
▼ 読解ツール ▼
■miwo「みを」AIくずし字認識アプリ(iOS/Android)
ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)。くずし字読解を補助する画期的なツール。
凸版印刷。手書きの古文書に対応したAI-OCRを搭載。
豊田高専。1文字ずつであれば、画像を取り込んで自動的に読解してくれる。
奈良文化財研究所、東京大学史料編纂所。画像から検索する〈画像引き〉文字画像データベース。
DHII。AIを用いて蔵書印の画像から検索できる「篆字画像検索」など。
奈良文化財研究所、東京大学史料編纂所ほか。翻刻の確認がしたいときに。
紙魚の穴氏。1文字ずつ、手書きで候補を示してくれる。
▼ 実践 ▼
日本近世文学会。くずし字教室の実践報告など。大学生はもちろん外国人や子どもに向けた授業を組み立てるヒントが満載。
京都大古地震研究会。自然災害研究のために古文書・古記録を読む試み。くずし字の力を試す場にもなっている。
斎藤達哉氏。原本画像を用いた変体仮名の学習教材。自習用のテキストも公開されている。